外まわりの雑草対策のコツ

広報担当 ポラ子とリス実

2021年11月30日 12:00

雑草対策におすすめな方法



除草剤を使うのに抵抗がある方向けの対策はこちら↓

1)防草シート
防草シートは、太陽の熱を遮ることにより
雑草の生育を遅らせる効果があります。

そのため庭をシートで被うことで、雑草が生えないようにすることが可能。

ただ、防草シートの隙間からは、少なからず雑草が生えてくるので、
多少の草取りは必要になります。

また、防草シートはたくさんの種類があるので、どれを選ぶかが重要。

安価なものは遮光性や貫通の抵抗力が弱く、
すぐに隙間から雑草が生えてしまうと考えられます。

初期費用はかかりますが、後々のことを考えて
耐久性と遮光性が高いものを選ぶと良いでしょう。

2)手入れが不要な人工芝
防草シートの上に人工芝を敷設することで、
隙間から生える雑草の生育を抑制できるうえに、明るい印象に仕上げられます。

ただ、人工芝は、手入れがほとんど不要というメリットがある一方で、
初期費用がかかるのがデメリット。

3)ローコストで対策できる砂利
景観とローコストを重視する場合は、砂利を敷くのもおすすめです。

砂利を敷くことで雑草の種に光が当たることを防ぎ、
成長を遅らせることができます。

ポイントは、砂利をしっかりと厚く敷くこと。

薄いと雑草に光が届いたり、砂利の間を縫って
雑草の種が根付いたりしてしまいます。

やはり、砂利だけで完全に雑草をシャットアウトするのは難しいので、で
きるだけ防草シートとの併用をするのが〇

4)生垣の雑草対策はシーズンにあった方法で行う
雑草の生育時期や繁殖の特性を知ることで、防除対策は簡単になります。

種類によって、細かい生育時期などは異なりますが、
一般的な雑草の対策をシーズン毎にご紹介します。

2〜4月
この時期は雑草の発芽時期です。これから生い茂る雑草を抑えるためには、
除草効果が長続きする粒剤タイプの除草剤を使うのがおすすめ。

粒剤の除草剤は、土の中の種にも効果的。

生い茂って、作業をする気が削がれる前にしっかりと対策することで、
雑草シーズン最盛期の悩みを最小限に抑えられるでしょう。

5〜8月
本格的に雑草が生育する5〜8月は、
即効性のある液状タイプの除草剤が効果的。

一度に広範囲を除草できると、肉体的、精神的な負担を軽減できます。

ただ、液状の除草剤は粒状の除草剤と比べて効果が持続されないものが多いので、
雑草の生育具合を確認しながら、数回の散布するほうが良いでしょう。

9〜11月
雑草の生育スピードが落ち着き、雑草の悩みから解放される時期に
根こそぎ除草することで、来シーズンの雑草問題から開放されます。

除草剤は製品によって持続期間が異なります。

この時期に、6ヶ月程度効き目が続く除草剤を散布することで、
雑草が生えるタイミングを遅らせることができ、来年の対策が楽になるでしょう。

12〜1月
根強く残った雑草の成長が止まり、自然に枯れていきます。

新たな種や根が張らないように、
除草シートなどを敷いて徹底的に雑草の侵入を防ぎましょう。

特に積雪がある地域は、雪が降る前に対策をすることが重要です。