お墓参りのお供え物について【後半】

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お墓参りのお供え物について【後半】

【お墓参りに呼ばれたときのお供え】
それでは、自分が喪主ではなく、喪家に呼ばれてお墓参りに行った場合、
お供えは持参するべきでしょうか。

【お墓参りのお供えにお金は包む?】
自分が遺族ではなく、親族や知人友人として
親族と一緒にお墓参りをする場合があるでしょう。

そのような時には、遺族に対してお金を包むのが一般的です。

特に、故人が亡くなって四十九日法要を過ぎた以降、
初めてのお盆の時には、お金を供えることが必須です。

ただし金額はあまり大きくならず、
相場としては3000円から5000円が一般的です。

【お墓参りのお供えはのしをつける?】
お金は裸のまま供えるわけにはいきません。
当然ですが香典袋に入れて渡すのがマナーです。

香典袋は基本的には、白と黒の水引がついているものですが、
地域によっては、白と黄色の水引のものの場合もあります。

また香典袋の表書きには「御供」と書きます。

更にお金ではなく、果物などをお供えにする場合ものしが必要です。
こののしにも「御供」と書きましょう。

【お墓参りのその他の持ち物とマナー】
以上がお墓参りをする場合のお供えのマナーですが、
マナーにはほかにも服装や持ち物に関するものもあります。

お墓参りにふさわしい服装は?
お墓参りをする場合は、それが四十九日法要や
一周忌などでなければ、普段着でOKです。

ただし普段着と言っても、あまりにTシャツにジーンズなどの
ラフすぎる格好や、派手すぎる格好は避けましょう。

【お墓参りは一人で行ってはいけない?】
古くからの言い伝えで「お墓参りは1人で行ってはいけない」
というものがあります。

これは1人でお墓に行った場合、
悪い霊に取りつかれる可能性があるからというものです。

しかしこの言い伝えは全くの迷信ですから、
1人でお墓参りをしても大丈夫です。

むしろだれか一緒に行ってくれる人を探して、
自分のお墓参りをしたいタイミングを逃すよりは、
行きたいときにお墓参りをして、故人を供養する方が、
故人がよほど喜んでくれるでしょう。

【お墓参りの時間は?午後はNG?】
同じような言い伝えに、午後にしてはいけない、
というものがあります。

このような言い伝えがある理由は、
1つは午後には悪い霊が墓地に跋扈するため、
とりつかれる可能性があるからというものです。

もう1つはお墓参りは、何よりも優先して行うことなので、
ほかの用事を済ませる前に、朝1番にするべきだからという説。

このうち霊がつくというものは、
やはり迷信なので気にする必要はありません。

昔は墓地は里山などにあることが多く、
暗い時間は足元が危ないため、このような迷信ができたのでしょう。

またお墓参りを最優先にするということについては、
確かにお墓参りは大切なことですが、最優先でしなくてもOK。

むしろほかの用事を済ませて、
ゆったりとした気分でお墓参りをした方が良いでしょう。

ですから午後にお墓参りをしても何も問題ありません。

ただしあたりが暗くなってからのお墓参りは、
墓地には照明が完備されていない場合も多いので、
転んでけがをする危険性があります。

ですから、可能な限りお墓参りは明るい時間帯にしましょう。




 
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